モラハラってどこから?私が感じた心の限界

こんにちは、さいころです!人生一度切り、今日も悔いなく過ごそう!

「モラハラに重度ってあるのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
暴言や責任転嫁、見下し発言など“典型的なモラハラ”はわかりやすいですが、実際にはもっと曖昧で、我慢や迷いの中に隠れていることが多いです。

「○○=モラハラ」と明確な線引きがないからこそ、
「傷つく私がおかしいのかな」「結婚は我慢なのかな」と自分を責めてしまうこともあります。

この記事では、私が実際に夫とのやり取りの中で感じた言葉の痛みや違和感、
そして「どこからがモラハラなのか」と向き合った体験をお話しします。

私が感じた言葉のモラハラ

「もう愛情がない」「20年我慢したら解放する」

結婚後、私が少しマリッジブルーのような気持ちに沈んでいた時、夫にこう言われました。

夫は、私が出産する前から6ヶ月ほど出張で大阪に行っており、休日に帰ってきておりました。大阪出張が終わったら引っ越しをすると言っていたので、「借金もあるし育休中だから今の状況ではできない」と答えたときに言われました。

※結婚してから、夫とは私の実家の2階に住んでおりました。夫には借金もあったし、大阪へ出張に行く予定でしたので、一時的にそのような形をとっておりました。夫は、内心マスオさん状態で職場でも何かしら言われるし、下に私の両親がいるという時点で他人の家に住んでいるという感覚だったみたいです。

思っていてもそういうこと言うか?」と思いショックでした。
これから支え合うはずの夫婦なのに、その言葉で私の気持ちはどんどん離れていきました。

「あんた俺がいない時どうしてる?自分のことしか考えないよね、給料もらって休んでるんだからさー」

子どもにミルクをあげて寝かしつけをしようと、その前に自分の髪を乾かそうと思い、「ちょっと抱っこしててもらえる?」と頼んだときに言われた言葉です。夫は洗濯物を干していました。確かにタイミングは悪かったかもしれません。

でも「もう少しで終わるから、ちょっと待ってね」と言うこともできたはず。
私はその言葉を聞いた瞬間、二度と夫に頼みたくないと思いました。
日中も育児に必死なのに、「給料もらって休んでる」と言われたことが悔しくてたまりませんでした。

ちょっと頼んだだけなのに、倍返しで言うから私は二度と夫には頼みたくなくなりました。

「詐欺じゃん、別の人と結婚してた」

夫から「次の子ども、考えてる?」と聞かれたことがありました。
子どもが生まれてまだ半年くらいのころで、ちょうど夫が大阪の出張から帰ってきたタイミングでした。

私は毎日、初めての子育てで、子どもと二人で過ごすだけで精一杯。正直、もし今また妊娠しても育てる自信なんてまったくありませんでした。

それに、このころはもう夫に対して愛情がなくて、夫と性行為をするのも無理。会話をするのも嫌で、一緒にいるだけで苦痛でした。

だから私は、「考えていない。今は2人目を育てる自信がないし、出産もすごく痛かった」と正直に答えました。

すると夫から返ってきたのが、「詐欺じゃん。別の人と結婚してたみたい」という言葉でした。私は本当にびっくりしました。子どもを産むのは私なのに、夫は帰ってきたばかりで育児もほとんどしていなくて、子育ての大変さなんてわかっていないのに、どうしてこんな無責任で無神経なことが言えるのだろう、と。

心が壊れていく感覚

ほんの一部でありますが、これらの言葉を繰り返し言われるうちに、私は夫と話すことが怖くなり、一緒にいるのも苦痛になりました。話し合おうとすると胸が苦しくなり、うまく言葉が出てこなくなりました。

そんな私に夫は「いい30歳なんだから、ちゃんと受け答えしたら?」と言いました。
モラハラかどうか以前に、自分が普通に話せなくなっている状態がおかしいと感じました。

モラハラに「重さ」は関係ない

モラハラに軽い・重いはありません。人によって受け止め方も違いますし、誰かが「それは大したことない」と言っても、我慢して我慢してつらい思いをして、あなたが苦しいなら、それが真実です。

モラハラかどうかの「他人の基準」にとらわれるよりも、「私はこう感じた」という自分の感覚を大切にしてほしいと思います。

まとめ文

ここまで書いてきたことを振り返ると、やはりモラハラに明確な基準はありません。でも、あなたが「つらい」「苦しい」「怖い」「もう無理」と感じた時点で、それはもう立派なサインです。

相手がどう言ったかでも、周りがどう評価するかでもなく、あなたの心がどう感じたかが唯一の基準です。

「そんなつもりはなかった」
「よくあることだよ」
「結婚は我慢だよ」
もし周りからそう言われても、それであなたの苦しさが消えるわけではありません。

モラハラという人の基準を気にするよりは、あなたが感じたことを我慢したり、無視したりしないでください。あなたの気持ちが一番大事で、あなたを守れると思います。

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